よく我が家には娘のお友達が泊りに来ます。仲良しの幼馴染のNちゃんとHちゃんは、4歳くらいからしょっちゅう来ています。
でも、娘は人のおうちに泊まりに行くのは抵抗があるようで、お友達が誘ってくれてもほぼ行きません。
泊りに行くのが嫌な理由としては
「寝るときについてる電気が気になる」「時計の音が気になる」「寝るときに他の人になんか気をつかう」ということをかなり小さい時から言っていました。
ほんと、これ・・・・HSPあるあるです 笑
娘はHSC(HSPのこども時代)なんです。
私もHSPなのでよくわかります。ホテルや旅館の時計の音が気になって遠くに置いたり外したこと何度もあります 笑
睡眠になんらかの問題をもっているHSPは多いですね。もう全員って言ってもいいくらい笑
思い起こせば娘も赤子の時から、保育園の先生に、「ちょっとした物音でもすぐ目を覚ます子ですね」とよく言われていました。
HSPはおちおち寝てられないんですね 笑
ですので、彼女が泊りに行きたくないという気持ちはそのまま尊重していました。
いつか成長して、ダメっていっても泊りに行きたがるようになるんじゃないかな!?と思って気楽に見ています。
実際、最近は成長とともにちょっと変わってきまして、先日もお友達の家に遊びに行った流れで泊まることに^^
(娘のために時計を変えてくれたHちゃんのお母さん♡本当にありがとうございます)
敏感で繊細な気質のHSPですが、成長段階において、その段階での特有の要素が加味されます。たとえば青年期くらいまでしたら
好奇心の方が旺盛になって色々トライしてみるなど、一見HSPには見えないこともしばしばあるかもしれません。
これもまた自然な現れですね。
私自身がHSPでその理解があったのですが、もしそうでなければ、
何かできないということやしたくないことに対して、「他の子は難なく出来ているのに」と比較し、不安になったかもしれません。
あるいは、本人の気持ちを汲み取らずにチャレンジすることを良いこととして推奨してしまうことがあったかもしれません。
けれど理解があることで、見方や関りが変わるという部分がずいぶんあります。
これはHSPに限らず、色々なことに関して言えますよね。
最近ですと、依存症はたんなる意志の弱さや甘えとかではなく、病気だということがすこしずつ認知されてきています。
それはそのことに関して発信し続けてくれている人がいて、報道なども変わってきているからですよね。
私も依存症のクライアントさんやそのご家族に関わっているので、このような認知の変化はとても嬉しいものです。
ほんの少し前までは圧倒的に批判が多かったけれど、その批判している人たちは、たんに知らなかったからそうしていたという場合も多いんですよね。
LGBTや、発達障害、トラウマなど・・・様々なことに関しても同様のことが言えると思います。
表に見えているものからはわからない「背景」がある。
だから、まずは、「知ること」「理解すること」これが大事ですよね。
そして、知るということは、自分を助けるということでもあります。
狭い世界から自分を解き放つステップです。
違う視点が増えることで、創造性、行動力いろんなもが変わってくるきっかけになるでしょう。
もちろん「知らなきゃよかった」っていうこともあると思います。もしあらかじめわかるときは、あえてその分野に向かう必要はありません。(私は事故・事件などの情報はあまり見ないようにしています)
毎日、たくさんのいろんな情報が飛び交っています。
同じ事柄に関しても、まったく正反対のことが言われていることもあったり、
今までとはまったく違う観点でのことがあったり。
最初はなじめないことも、びっくりすることもあるでしょう。
でも、心の目を開いて、固執することなく柔軟に、かといって鵜呑みにすることなく・・・・・
そんな風に感じ取っていけたら、そこから繋がる優しい世界があるように思うんです。
自分と違うというを知り、理解し、尊重する、多様性を受けいれることができる。
どうでしょう?とってもいい感じですよね。
わたしはそういうのが好き。これを読んでいるあなたも、きっとそうでしょう?(^^♪
そして一方で、知ってもらおうとすること、伝えるということ。
これもまた愛のあることなんだとなと思うのです。
どこかで誰かが発信してくれているからこそ、そのことを知れた。
そして知れたことで力になったり、見方が変わったり、気づきがあったり。
そこに物は何ひとつ行き来していないけれど、知識や知恵、経験・・・そういったものが
循環していることに、たとえ知らない人であっても人と人との目には見えない繋がりを感じます。
なんか、いいよね^^
「知る」ことから繋がる優しい世界、わたしもあなたもそこの住人になりましょう~~♡
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