HSPを知っていますか?
今日は、繊細で敏感な人「HSP」のことを書いてみたいと思います。
近年、この言葉もだいぶ知られてきていますが、それでもまだまだご存知ない方が多いかなと思います。
HSPとは、Highly Sensitive Person (とても敏感な人)の頭文字をとって、そう言っています。
研究によりますと、5人に1人くらいの割合で、感覚や感情などにより敏感な気質の人がいるというものです。
これは、病気や障害ではなく、気質的なものです。
なんとなく生きづらいとか、いつも悩みがあるとか、
よく考え込んでしまうとか、細かいことが気になる・・・
そういう方はその要因のひとつにHSPがあることが多いです。
(実際、セラピーを受けに来てくださる方にHSPの方が多いです)
例えば・・・・・
・音や光、においなどによく気づいたり、気になったりしやすい
・物事を深く考え込んでしまう
・行動を起こすまで慎重で時間がかかる
・人の表情、声色、言葉の使い方の細かい変化などによく気づく
・人の気持ちを自分のことのように感じてしまったり、感情移入しやすい
・人が多いところに行くとすごく疲れる
・一人になったり落ち着く時間が大事だ
・暴力的な映画などは見たくない
・感動したり、びっくりしたりしやすい
・すぐ泣いてしまう
などなどなのですが、
どうでしょう?ちょっと読んで、思い当たった方はいらっしゃいますか?
HSPは、
一般的には5人に1人いると書きましたが、
このブログを読んでくださっている方の場合、5人に4人くらいいるのではないかと思います 笑
色々なHSPがいます
そして、繊細で敏感な人はなんとく、内向的な静かなイメージがないでしょうか?
実際HSPの7割は内向的といわれています。
しかし3割は外交的HSPです。
私もこの外交的HSPです、一見外向性もあるため、わかりにくい繊細さなのです(笑)
大人になってからは、自分の外交的な部分と、
妙に繊細な部分との混合になんだか自分をつかめない感じもしていました。
ですからHSPを知ったとき、とても腑に落ち、すっきりしたのを覚えています。
知ることによって、気持ちが楽になったり、改善していけること、対策などもあります。
それに繊細だからこその良さもあるんですよ~^^
色々なHSPがおりますが、どのHSPにも共通しているのは、
①深く処理する
②過剰に刺激を受けやすい
③感情反応が強く、共感力が高い
④ささいな刺激を察知する
この4つすべての側面があるということです。ひとつでもあてはまらないのはHSPではないそうです。
HSPを知ること、理解すること
自己理解を深めるのにも役立つと思いますので、
HSPチェックリスト、気になった方は試してみてくださいね。
最後に載せておきますね。^^
また、5人に1人といわれていますから、
わりとよくいるわけです。
あなたのご家族、お友達、パートナー、職場の人、もちろん子どもにもいます。
つまり、そこらじゅうにいるわけです 笑
あの人なんか変よね?気にしすぎじゃない?という視点から
もしかして、もともとそういう気質もあるのかも~~?
という視点をどこかに置いておくことができたら、
他者を見る目に少しゆとりが出るかもしれません。
私の母はとても神経質で不安症な人なのですが(年老いても変わりません 笑)
子ども時代からずっと私はそれがストレスでした。
母からの心配、神経質な言葉など、
本当にうるさく、嫌だと思っていましたが、
HSPのことを知って、母は全部あてはまるな・・・とわかりました。
そして、
母はそういう気質で母なりに頑張って生きていたんだな・・・という気づきがありました。
これは私にとって、母を見る目が変わるきっかけになった気づきでした。
また、こんなことがありました。
娘が小3くらいの時、発言するときなどに、すぐ泣いてしまう男の子がクラスにいました。
担任の先生は、「泣くのをやめなさい」、とか「男の子だから頑張って」などとは、
言いませんでした。
その子が泣くこと否定せず、かといって過剰なかかわりをするわけでもなく、
さりげなく励ましたり、良い意味でそのまま泣かせてくれたりしていました。
その子がHSPかどうかはわかりませんが、
おそらくその可能性が高いのではないかと思います。(ちなみに子どもの場合は、HSC といいます、child です)
いろんな個性の子がいることを理解してくれて、対応してくれた先生に、
私は、その子に代わってお礼を言いたいくらいです (笑)
HSPに関わらず、人にはいろんな個性がある。
そういうのを、自分もまわりも、みなが知っていくこと、理解していくことで
より優しい人との関わり、みんなが過ごしやすい社会になっていくのではないでしょうか^^
そんなことを思っています。
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