先日、HSP・繊細・敏感な人は
不眠や睡眠になんらかの不調をおこしやすい傾向があると書きました。
その中のひとつに、
悪夢を見やすかったり、
不快な同じ夢を何度も見たり
夢見がちだったり、
夢を見ながら叫んだり動けなくなったり、
トラウマのフラッシュバック(トラウマ体験にまつわる夢)
etc
という夢関連のがあります。
↑ちなみに全部わたしのこと(笑)
ですが、色々取り組みまして・・・今はほぼなくなりました!
眠りが浅く、朝早く起きやすい傾向はありますが、
それでも繰り返す嫌な夢、しょっちゅうの悪夢、
叫ぶ、動けなくなる、フラッシュバックなど、ほぼなくなりました。
悪夢、叫んで起きる、繰り返し見る夢
さて、
夢についての研究は様々あるようです。検索すると色々出てきます。
しかし、夢についてはっきりとした解明は、未だされていません。
今日は、そういった研究ではなくて、
私が実際に体験して実感していること、
クライエントさんが体験したこととセラピーをさせて頂いたところからの考察、
そういった視点でお伝えしますね。
きっと苦しい夢で辛い人に役立つヒントがあることと思います♪
悪夢やフラッシュバックなどは、何か感情、思い、トラウマなどが未消化のままの時起きやすい
私は20代の頃、しょっちゅう叫んで起きていたんです。
わーーーーーーとか 笑
苦しくて何かはっきりしないけど辛い夢も見ていて
大きな声で叫んで起きる・・・・ということが度々ありました。
もちろん心臓もどきどきして、身体にも力が入って、呼吸はハァハァ、寝ていたはずなのに全速力で走った後のようでした。
金縛りにもよくなっていました。
フラッシュバック、これも時々ありました。
トラウマと同じことを夢で見るんですよ。結構ハードです。
その頃はすっごくおおきなストレスが続いていたり
トラウマ的な体験もあったあとだったので
その影響かな・・・と、今になって思います。
「声を出す」ということでたまっている感情などを吐き出す、ということをしていたのでしょう。
ということは、寝ていても、
声を出して発散させたいくらい、たまっているもの、未消化の感情などがあるのだと思います。
このような夢を見ることは、トラウマを心理セラピーで癒す、定期的な心理セラピーを受ける・・・等をしてからなくなりました。
夢は潜在意識が現れやすいといわれていて、自覚していないことも出てくる
わたしはよく、気がつくと裸で外にいる、という夢を見ていました。
なぜか服を着ていなくてどうしようと恥ずかしくて焦る夢。
これを何度も何度も見ていました。
ある時、私自身の心理セラピーで
集合意識と呼ばれるすごーく心の深いところをあつかったことがありました。
そこにあったのは女性であるがゆえに
被害にあったという歴史的な集合意識の苦しみ。
イメージは裸で引きづられるというヘビーなものでした。
で、これについてをセラピーをしたんですね。
長い歴史とともにあった苦しみを癒しました。
そうしたら驚くことに、
「気づいたら裸でいる」という夢を一切見なくなったんです。
まったく自分では無自覚の潜在的にあった未消化の思いが夢に現れていたのかなと思います。
それを癒すことによってこの夢は終わりました。
不思議ですがほんとの話です。
セラピーの後、夢を見ることがある
また、時々クライアントさんから聞くのが
セラピーを受けた日に、怖い夢を見たり、
うなされることがある、ということ。
けれど、たいていはそれで終わりで、そのあとはもう気にならなくなります。
私もセラピーを受けた日に、夢で続きをして、それですっきりしたという経験があります。
心理セラピーでは潜在意識にアクセスするので、夢なども見やすくなり、そしてやはり、
未消化のものをさらに解放しているのかな・・・と思います。
そのあとすっきりすることも多いので、悪いものではないですね。
生理前、体調不良、環境が悪い時も悪夢を見やすい
生理前や最中は自律神経の乱れが起きやすく、身体の不調、肩こりや頭痛、だるさなど感じる人もいますよね。
寝具が快適でなかったり、寝る環境が暑すぎたり、うるさかり、あるいは変な姿勢で寝てしまった時など、
寝ている状況や環境も、悪夢や苦しい夢などに影響します。
もともと睡眠に不調があるひとは、これらの影響を受けるとさらに 悪夢などハードなものに繋がりやすいです。
こうしてみてみると、
悪夢や苦しい夢は、
それ自体が感情を解放するものであったり
何か未消化のものがあると教えてくれるものだったり、
そういった有益なものであると思うのです。
身体の神秘というか・・・すごいメカニズムですよね。
で・も~~
しょっちゅうこんな夢見てるのは、
ほんと辛いし、眠いし、疲れ取れないし
嫌ですよね。
では、対策なのですが、長くなったので、これはその2へ