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自分で自分を認め受け入れることができるようになるには

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こんにちは。

昨日書いたヨガの記事、試してみたらいい感じ~というメッセージいくつかいただきました。

わ~うれしいな、ありがとう。

さて、今日はこんなお話を。

カウンセリングやセラピーにおいての、承認、共感、受容・・・。

これらはとても大切なものだけれど、時には慎重に使う必要があるよ・・・・

むやみにすれば良いものでもないよ・・・

などというお話を、OSTプラクティショナーコースの中で、していたのです。

 

適切に使うことによって、クライアントさんの癒しをサポートするものになるし、関係をよくすることに役立つし・・・

でも、

過剰だったり不適切なのは実は「依存」を作ることや、トラウマがあるような人には神経系に影響をすることもあるのです。

 

だいぶだいぶ前になりますが、以前、私が受けていたカウンセリング。カウンセラーさんが、毎度、なんらかの承認をけっこうしてくれます。

自分が信頼していて、すごいなって思っていて、好きだなって思っているカウンセラーさんに褒めてもらえる・・・・

最初はそれが嬉しく自信にになりました。高揚感があるんです。

ですが、何度か受けるうちに、パターンが読めてきて・・・・

「あ、きっと次、承認してくるだろうな」とわかってしまうのです 笑

わかってくると冷めてきます 笑

 

承認されたその時はいい気持ちだけれど、

本質的なものは変わらないな・・・そんな風に思うようになりました。

そして、承認はいらないから本質的な変化へのアプローチがあるカウンセリングがいいと感じ、

そのカウンセリングを受けるのを辞めました。

 

でも、その時、

私がすごく苦しいと感じている時だったなら、

どこかに大きな欠乏感を感じていたら、

あるいは長期的に何か満たされないような気持ちを大きく持っていたら、

もしかしたら、このカウンセリングに依存してしまったかもしれないな・・・とも思うのです。

承認をたくさんしてもらえることによって、

そういった苦しさ感じなくて済むし、自分に自信がつくように感じることができるからです。

けれど、やはりそれは一時的なもの。根本的な解決になっていなければ、すぐさま枯渇して、再び承認を求めるでしょう。

 

セラピーやカウンセリングの場だけではありません。

日常の人間関係においても言えることがあります。

承認欲求が強いと、自分にとって違う意見などを言われたときに(承認されていないと感じた時に)、

「攻撃された」とか「境界線を越えられた」などととらえやすくなってしまうこともあります。

そんな感じですと、人は離れて行ってしまうでしょう。

結局、その人の周りに残る人はイエスマンばかりで、互いに受容と供給が成り立っている目に見えない依存関係だったりすることも多く、

真の繋がりとは程遠いものです。

それで、幸せでしょうか?

 

もちろん、

ある人にとってはたくさんの承認が必要なこともあります。承認によって安心感を得ながら進んでいくこともあります。

誰もが人から褒められたり受け入れられたりするには嬉しいものですし、

それは絶対的に必要なものだとも思います。

ですから、誤解ないように改めて書きますと、承認することも、私が受けたカウンセリングも、それらが良くないということではないのです。

 

でも同時に、過剰な承認はその心地よさを求めるがゆえに依存を作り出すという可能性も実際、あります。

依存だけでなく、根本解決になかなか結びつかないということも。

あるいは、承認を得たいがために頑張るなど、間違った原動力になってしまうといことも。

セラピストはそのあたりの理解をしておくこと、大切ですね。承認だけでなく、共感や受容もしかり。

それらを相手に合わせどんなふうに使っていくかは大事なことです。

 

最終的には、

自分で自分を承認できる、共感できる、受容できる・・・・・

そういった力を自分の中に育てていけるようになるといいなと思いますし、

クライアントさんにもそういったサポートしていきたいと思っています。

 

自分で自分を認め受け入れることができるようになってくると、他者への「過剰」な承認欲求は必要なくなりますよね。

言い換えると他者の反応や評価に振り回されることも減るということ。褒めてくれたり認めてくれたら嬉しいけどそれがなくても、たいして気にならない。

承認を求めて生きるより、このほうが、ずっと生きやすいと思いませんか?

 

そんなことを講座でみなさんに話しているうちに、

 

『男性には承認するといいっていうよね?』

『さしすせそで褒めるといいっていうよね?さすが、し・・・はなんだ?すはすごい。せは?そは?笑』

『売れっ子ホステスのやり方らしいよ?』

『男にはタッチ(触る)がいいらしいよ?』

 

と話は違う方へ・・・・・・・なぜぃ・・・笑

そして全然関係ない話の時、妙に盛り上がってくる・・・・笑

そんな函館クラスのメンバー、すきです♡笑(写真に乗っていな方も数名おります)

 

で、話が戻りますが!

じゃあ、自分で自分を認め受け入れることができるようになるにはどうすればいいの?っていうことになります。

これは何かをしたからすぐ変化する・・・という類のものではありません。

 

一つはですね、自分を認め受け入れることができなくなっている要因があると思うのです。

その多くは、自分の体験を通して作られれています。

例えばですが、親にいつも「あなたはダメな子!」と言われていたとしたら、

あるいはまったく褒めてもらうことななかったとしたら、そんな中で育ったら、

自分を認め受け入れることが難しいのは想像に容易いですよね。

こういうのは、セラピーなどを通じて癒していくのがスムーズで良いかと。

体験を通して感じた傷ついた気持ちを癒し、間違った認識を緩めていくことで「自分をOK」と思えるようになってきます。

 

そして、もう一つ。

自分を受け入れるとか認めるの一番最初のステップは、自分に気づいていくことだと思うんです。

誰かに「おはよう」って言って、相手に無視されたらいやじゃないですか?

挨拶って、あなたがそこにいることちゃんと気づいてますよ、って、それを伝えることでもありますよね。

相手を認めたり受け入れたりすることの最初の一歩だと思うのです。

 

これは自分自身へも同じことが言えると思います。

自分にちゃん気づくこと。これを自分にしてみるのです。

別に、「おはよ美香子」とか挨拶をすべしということではありません笑(もちろんやってもいい、私はたまにしています♪)

 

例えば、朝起きた時、今日の「自分の感じ」に気づいてみる。夜お風呂に入るときとかでもいいですよ。

自分に気づいてあげる時間を持つということなのです。

 

具体的には、まずは身体に意識を向けてみる。

足はどう?腰は?お腹は?胸は?・・・て、すこしずつ全身に。

いつもよりだるいなとか、すごく肩が凝っているなとか、でも胸は軽いぞ・・・・とか、気づく。

もしかしたらそれとともに、なんだかやる気がない感じがするなとか、身体は重いけど意外と気持ちは前向きだなとか

気持ちの面でも気づきがあるかもしれません。

それらを良い悪いと、ジャッジすることはせず、ただただ気づく。

 

自分を受け入れることは、自分への気づきからはじまる。

さぁ、あなたもあなたに気づいてください。

続けるうちにきっと、違う世界が見えてくるでしょう!

 

 

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