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本当の気持ちに気づくと、自然で健全なコミュニケーションに役立ちます

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「お兄ちゃん」だから、自分でやって

あるママのお話。そのママには5歳の男の子と1歳のお子さんがいます。

1歳児に手がかかるため、5歳のお兄ちゃんに

「お兄ちゃんなんだから、自分のことは自分でやって」とついつい、言ってしまうそうです。

そうしたらあるとき、男の子は「お兄ちゃんだからって言われたくない!」と泣くようになりました。

ママは「どうしたらいいのかな?気持ちはわかるけど、でも実際自分でやってくれないと困るし。

お兄ちゃんっていうのはよくないのかな?」と気にされていました。

1歳児の子は、とっても手がかかるのでそんな風に言うママの気持ちもよくわかります。

 

「お兄ちゃんなんだからって言われたくない!」と泣く、その真意は?

男の子は、「お兄ちゃんなんだからって言われたくない」って泣いていますが、その真意はなんでしょうか??

たんに「お兄ちゃんって言われたくない」というのだけではなく、きっとここにはいろんな気持ちがありそうです。

だってもし「お兄ちゃんだから、おやついっぱいあげる」だったら、「お兄ちゃんで良かった」って、なりそうですよね 笑

どんな気持ちがあるか、推測になりますが・・・

赤ちゃんが生まれて、ママが忙しそう。
ママは赤ちゃんにばっかり。
もっとママと遊びたい。
もっとママにだっこしてほしい。
もっとママと一緒にいたい。
もっとママに色々なことしてほしい。
なのに、お兄ちゃんなんだから、自分でやってっていわれた!!
え~~~~ん・・・

どうでしょうか?

泣いちゃうくらいですから、きっと色々な気持ちを秘めているでしょう。

感情的な反応があるときは『自分の本当の気持ち』になかなか気づけない。

そういった色々な気持ちがあるのに、うまく伝えられない。
そもそも自分がどんな気持ちでいるか、よくわからない。

そういうことって、子どもだけじゃなくて、
大人だって、よくあることだと思います。

特に、怒っている時、悲しい時、寂しい時、怖い時など感情的な反応があるときはそっちにひっぱられるので、
『自分の本当の気持ち』に自分でもなかなか気づけないのです。

そんな時にしてしまうこと

感情的な反応があって・・・・でも自分の気持ちにはちゃんと気づけていない。

そんなときにはつい・・・

相手を攻撃したり批判したり
すねたり
泣いたり
嫌味を言ったり
素直じゃない態度になったり
まったく平気な振りをしてしまったり

etc

ということを、実はしているんです。

 

そんなこと大人もやっておりますね ・・・? 笑
身に覚えありますね・・・・? 笑

はい、あります(私・・笑)

子どもだったらなおさらですよね。

これは心の仕組みから見てある意味自然な動きとも言えますから

ダメということではないのです。

でも、『自分の本当の気持ち』に気づけたら、気持ちはちょっと緩んで、

お互いに建設的で思いやりあるコミュニケーションができまるようになります。

 

本当の気持ちがそこにある

ということはですね・・・

相手を攻撃したり批判したり
すねたり
泣いたり
嫌味を言ったり
素直じゃない態度になったり
まったく平気な振りをしてしまったり

こんな時には

うまく言えないけど、
自分でも気づけていないけれど、

何かしらの本当の気持ちがそこにある

ということが言えるでしょう。

その視点をあたまの片隅において、他者や、あるいは自分自身と関わってみませんか。

 

相手の気持ちを知ろう

他者とのコミュニケーションの中では、この人は

「なんであんな変な態度とるの?」「態度、ほんと悪いよね」「また文句ばかり言ってる」などと

外側に現れているものだけを見て判断するのではなくて、

「言葉にできていないけれど、何かしらの気持ちがあるのかも?」

「どうしたいのかな?何をわかってほしいのかな?」

そんな視点を少し持って関わるといいかもしれません。そういった関わりで、の人自身が自分の本音に気づきやすくなるかもしれません。自ずと現れる言動も変わったり、コミュニケーションも違うものになるでしょう。

 

さっきの男の子の話だったら、

「お兄ちゃんって言われて嫌だった?」「ママに、してほしかったのかな?」などと、聞くこともできますよね。

そして、その子の気持ちを聞いてわかってあげて、できることを対応してあげたり、

そのうえでママ自身の気持ちや状況などを伝えたりすることもできますよね。

「お兄ちゃんだから自分でやって」というよりも、5歳といえど、もっとお互いに気持ちを伝えあう相互的なコミュニケーションができるのではないでしょうか^^

 

自分の気持ちを知ろう

一方、自分が

誰かを攻撃したり批判したり、
すねたり言葉にならず泣いたり
嫌味ら素直じゃない態度をとったり

あるいは、まったく平気な振りをしてしまったり

つい、こんなことをしてしまう時には

「私は、本当はどうしたかったの? 」

「何をわかってほしかったの?」

「どうしてほしかったの?」

そんな風に自分に問うてみてください。

なにかしらの自分の気持ちに気づくきっかけになることが多いですよ。

「あ~~本当はこんな風におもっていたんだ~~~」って、気づくとね、

不思議と気持ちが楽になったり、すっきりしたりするんです。

そうすると、今まで気づかなかったことが見えてきたり、違う視点が持てたりもします。

落ち着いた気持ちで、それを相手に伝えやすくなったり、変な態度をとらなくて済むなど

もっと自然な言動になるでしょう。

自分の本当の気持ちに気づくことは、コミュニケーションや、よりよい人間関係に役立つことなんです♪

 

あまり意気込まなくていいので、日常の中で、ちょっと意識してみてくださいね。

 

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